田舎暮らし

【2021年度】田舎のGIGAスクールってどうなってるの?遅れてない?

小中学生の習い事の傾向が変化していることは皆さんも感じていると思います。

定番の習い事の他に「プログラミング教室」が人気急上昇中です!

コロナ過でも収入にも影響が少なく、リモートワークが出来る職業な事も影響していると思います。

2020年度から小学校のプログラミング教室が必修になった事もご存じの方も多いと思います。

タブレットの普及も急速に拡大しています。我が家の3人の子どもの経験を踏まえて書いていきます。

GIGAスクール構想とは?

GIGAスクール構想とは、2019年から文部省から発表されたプロジェクトになります。小中学校の生徒1人に1台PCと、全国の学校に高速大容量の通信ネットワークを整備し、多様な子供たたちを誰一人取り残すことなく、公正に最適化され、資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する。

GIGAスクール構想について~文部科学省

(リーフレット)GIGAスクール構想の実現へ

2021年度タブレット普及率

詳しい内容はこちらになります

GIGAスクール構想の実現に向けたICT環境整備の進捗状況について(速報値)

で補正予算が4,610億円と大きく増額されことから、2021年3月現在では全国1,812自治体のうち、1,769自治体(97.6%)が2020年度内に納品を完了する見込みと発表されています。

田舎に住む私の子ども達はすでにタブレット1人1台配られていて、授業でも取り入れられているようになってきました。

まずは触るところからという感じのようで、まだまだ実践が身につく内容では無いようです。Wi-Fiの通信環境がいまいちという学校もあり、全員が一気に繋げる事が難しいという話もあります。これは自治体の予算や状況によって異なります。

それでも今まで学校でPCに触れてこなかった子ども達にとっては大きな変化なので、興味を持つ子ども達が増える事が予想されます。

令和3年度文部科学省補正予算によるとデジタル教科書、GIGAスクールサポーター配置促進やオンライン学習システムなどが盛り込まれているのでますますIT化が進むでしょう。

おすすめプログラミング教材

実感ではタブレット授業は発展途上の段階のようですが、プログラミングに関心を持つ保護者が増えてきています。

これから仕事では必須になるスキルの一つになるのは間違いないでしょう。

オンライン受講が可能なので世界中のどこからでも自宅から参加出来ます。

保護者の方は送り迎えが不要です。
個別指導プランなどでそれぞれの子ども達の興味や関心や個性に合わせた指導が実現出来るのも魅力です。

画一的な教育や集団行動が苦手なお子様にもおススメです。

ITeen Lab

Zoomなどのビデオチャットを利用してオンラインで教室を開校している小中学生向けのプログラミング教室です。プログラミングの基礎だけでなく、本格的なプログラミング言語や動画制作やデザインや資格取得についても学べます。

D-SCHOOL

子供達に絶大な人気を誇るマインクラフトでプログラミング学べるのが最大の特徴、英語&プログラミング、ロボットなどの各コースを展開中です!欧米やアジアの子どもたちが熱狂しているRoblox(ロブロックス)のプログラミングコースが”日本初”登場!楽しく学べるプログラミングコンテンツが充実しているのがD-SCHOOLです!

GIGAスクールの体験談

これに関して調べまくった結果と、今年からPCが配布されてからの子どもたちの体験談を参考にして下さい。子供たちがプログラミングでいうHTMLやソースが書けるようになる!!なんてことは今のところ起こらないと思います。

この先デジタル教科書の普及や、先生が個人の教育のデータを収集し、分析、最適な結果を1人1人にフィードバックしていくことが目的になるようです。

まだまだ発展途上の為、小学生はキーボードに慣れるからで、中学生はGoogleのスライドでの資料作りが最近始まってきています。

英国ではすでに中学生で(9年生)にはPowerPoint、word、Excelなど様々な機能を使いこなし高度なプレゼン資料を作ったりする学校も数多く存在しているそうです。

今後のIOTの活用方法
  • 検索リテラシー向上
  • 文書作成やプレゼン資料の作成
  • 1人1人の学習の進度がデータとして残り個別での対応が出来る
  • 教科書重たい問題の解決(デジタル教材)
  • 先生の丸付け作業の負担軽減で教育の質が向上
  • 案内や連絡事項がすべてオンラインで出来る

などが想像できる未来でになりそうです。贅沢を言うと動画編集や簡単なデザインを作るなどの授業が組み込まれたら面白いだろうななんて思います。

日本のITは世界的に20年送れていると言われているので少しでも世界と渡り合える人材が育って欲しいです。

あらゆる教科に役立てる

 

社会・理科

もっとも効果を発揮しそうなのが「調べ学習」です。検索サイトやWeb情報の利用によって、これまでは図書館などで資料を引き写していた作業を、カット&ペースで利用でき、スピードアップと内容充実を両立できます。また、知的財産権に関する学習も、その過程で可能になります。

算数

計算問題を解いたら、リアルタイムで答え合わせができ、正しい考え方を学びなおせば「間違えたまま」でいる子どもの数を減らせます。

国語

端末上で作文・読書感想文などを作成しながら、タイピングまで学べます。また、ネットワーク機能を使って、子ども同士のディスカッションにも役立てられます。

図工・音楽

お絵かきソフト、簡易DTM(Desk Top Music)などにより、手先が不器用な子どもでも自由に創造できる環境を用意し、クリエーティブなマインドを育てられます。

体育

50m走や走り高跳びなど、体育の時間の記録を蓄積し、自分の成長を確認できます。また、ムービーで、すぐれたアスリートのフォームを研究して、個々の能力アップにも結びつきます。

工夫次第でいろいろなメリットが生まれてくるGIGAスクール構想は、まさにアイデア勝負の世界といえそうです。

コエテコGMO

これからの未来に向けて

学校ではプログラミングという言葉やGIGAスクールなどの言葉だけが先行していますが、学校での授業は実戦が出来るというより、ITに慣れようといった初歩的な内容でした。

日本は人口減少していて、30年以上不況でコロナでさらに苦境が待っていることは、なんとなく気づいている方も多いと思います。IT分野でもかなりの遅れをとっているのは現実です。

これからは仕事の現場で実践に役立つスキルを持っている人材だけが安定した収入を得られる時代になり、年功序列も減っていくでしょう。

そして私のような田舎に住んでいても収入を得ることができる分野がプログラミングや動画編集、webデザイン、webマーケティングなどのスキルになります。

直接会わずにビジネスができる時代に子どもたちは生きていくのです。

オンラインで質の高い授業が受講出来れば田舎や都会関係なく雇用が活発になる未来がくる日も近いでしょう。

何処の国に住んでいるかも関係がなくスキルだけで挑める人材に育てるかが保護者の課題になりそうですね。