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私たち夫婦が農業を初めて15年、農業者人口はどんどん減り続けています半くらいになっている感じです
こんな広大な土地ですら担い手が減少し続けています。周りは60代70代が休み無く働いているのが現状です。
息子がいても独身率が高いことも離農の理由でしょう。
田舎特有の排他的な人間関係も閉塞感も新規就農したい若者が増えることで変わって欲しいという個人的な願望もあります。
かといって私自身は元々人付き合いが好きでは無いのでどう思われるなんてことは考えていないので自由人を気ままに生きているんです。
農業は大変だけど楽しすぎる事も踏まえて1,000万GETして一緒に終わらないロールプレイングゲームをしましょう!(※農業経験談はこちらの参照記事)
1,000万GETだぜ!農業次世代人材投資事業
ふざけていると思った方はすいません!私はいたって真面目に発信しています。
それでは2022年度に改正される農業次世代人材投資事業について深掘りしていきましょう。
今回大きく変更になったのは経営開始型の支援になります。さー行ってみよう!
今までの支援の条件
- 独立・自営就農する認定新規就農者であること
- 農地の所有権または利用権がある
- 49歳以下であること
- 農業機械・施設を所有または借りている
- 生産物・生産資材等対象者名義で出荷・取引していること
- 経営の主軸であることなどなど
交付金額
- 経営開始1年~3年目150万/年(最大450万)
- 経営開始4年~5年目120万円/年(最大240万)
- 最大5年で690万円
2022年度からの新制度条件
- 49歳以下であること(これ以外の条件が見当たりません)
交付金額
- 施策金融公庫から無利子で1,000万の融資
- 就農してから3年以内に機械や施設を買う
- 使い道を限定しない毎月上限13万最大3年(設備投資のみだと厳しいから)
- 10年の返済資金を国と地方が肩代わりしてくれる
どうでしょう?今までの支援条件よりかなり緩和している事が分かります。現在就農を目指して研修している人にとっては魅力的な条件だと思います。
まだまだ概要がはっきり決まって無いので夫婦だった場合に助成金額が増えるのかなど気になるところです。
補助金での設備投資は中古でも良いしどこで買ってもいいという条件にして欲しいのが本音です。
ここで買いなさいなどの縛りがないことが理想です。
メリットがあればリスクもあるよ
旧制度にも5年待たずに離農した時点で交付金打ち切り、5年受け取ったあと2年で離農した場合3年分の交付金返還しなければいけません。
新制度にももちろんペナルティーがあります。
例えば3年で離農した場合残り7年分の政策金融公庫を返還する事になるんです。
1,000万借り入れていたら700万の返還になりますね。
13万の交付金3年受け取った後1年で辞めると2年分(312万)の返還義務が発生します。
農業を辞めるの定義
経営の大幅縮小、耕作の放棄したとき。
年間150日かつ1,200時間以上農作業をしていないとき。
これが辞めたと判定されりようですね。
北海道で新規就農を妄想
ここからは北海道に住む私が独断と偏見で妄想してみます。
- 北海道でやるならアスパラのハウス栽培と露地栽培
- ハウス栽培は小さい面積から始められる
- アスパラ農家に3年間の農業研修に行く
- アスパラは品質おいしさの違いがはっきりしているのでネット販売でお客さんが付きやすい
- 栽培人口が減っているので高単価値崩れがない
- 北海道産というパワーワードが使える
- 北海道移住でアスパラ栽培のストーリー性
- 現実にアスパラミニトマトは成功している人が多い
- 収穫が出来るようになってから10年ニョキニョキ生える
デメリットと課題
- コロナ禍でハウス資材・肥料高騰
- 植えてから2年収穫できない
- 初期費用が1,000万では厳しい
- それなりの収入にするにはハウス10棟くらい必要
ブラックで手取り14万なら挑戦!
ちょっと前にホリエモンが手取り14万の女性に「おまえがおわってる」とのツイートが物議を呼びました。
そんな環境から何年も抜け出さない方がおかしいって言い分は分かるし、我慢して働く人がいるから給料が変わらないのも事実ですよね。
13万の交付金以外に収入があれば手取り14万ってことはないし、挑戦する事に資金提供してくれるなんて普通の企業じゃありえないです。
ブラック企業で働けるなら自分で選択した大変な作業くらいなんとかなると思います。
ものすごく無責任に言いますが、こんなポンコツな私が農業で生きて行ってるのでもし農業に興味があってやりたいと思うなら、勇気を持って踏み出してみましょう!
最後に欲を言うなら夫婦での挑戦をお勧めします。
農業は孤独な作業が多いので同じ目標を持った伴侶がいると片方がパートなどして継続しやすいです。
まとめ
表を作って思ったことは国の負担が減っとるやないかーい!!っと心の中でツッコミを入れつつ地方の財政と日本の未来を心配していた事はまた別のお話・・・。
この負担率も今後変わっていく可能性もあるので注視していきたいところです。
農業王に俺はなる!!という元気で若い人待ってます!