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最近やっと負債より資産が上回ったコロポ夫婦です。ところで皆さん転職って勇気がいると思いますか?好きな仕事に転職したい!
ここは自分の居る場所じゃないかもなんて思ったりしますよね。私の場合農業が降ってきたと言えば良いのでしょうか、全然興味が無い農業がやりたいと考えたこともない中で突然チャンス(?)が降ってきた感じでした。
好きでも興味もない事を何故15年続けてこれたのか深掘りしたいと思います。
転職は突然に社畜から興味の無い農業へ
正直農業について考えたこともやりたいと思ったことも無かったのです。しかも跡継ぎというポジションでも無い私たちは親戚が離農するという話から就農する事になりました。
もちろんビジネスモデルを聞いた上で決めた事でした。当時リーマンショックで仕事が激減していたり、気づけば周りの従業員が外国の方々になっていき、55歳以上の事実上リストラを旦那君が目の当たりにして不安を抱えていた事もこの農業と言う世界に足を踏み入れる切っ掛けだったのかもしれません。
自分の人生を会社の裁量に任せて乗っかるのじゃなく、自分でコントロールする立場になる事はすごく魅力的に見えた。正直今の年齢からだったらこんな冒険は出来なかったように思います。4,000万以上の借金からスタートした私たちは若さ故の勢い以外の理由は無かったように思います。
知らないって素晴らしい
農業を始めた私たちはすぐに壁にぶつかりました。そりゃそうだろって今の私たちなら分かるのだけど、当時は勢いだけで移住してきて作物を育てる大変さを理解していなかったんです。
そもそも離農するって事は畑にコストをかけていない、そう地力が全然無くなっていたのです。堆肥(牛の糞)や緑肥(保水力を上げる)をまくなどしていなかったで、畑はカッチカチやないかーい!!という状態でした。
これは土場?畑?というくらい酷かった。雑草も周りと比べものにならないくらい酷かった。私たちは兎に角勉強するしか無いと勉強会に参加して、身近な農家の方々に聞いたりしていました。
でもJAを通してない私たちは近くの農家の方々が快く受け入れてなかった事はまた別の話になります。なのでFacebookなどで農業をされている方々を参考にしつつ、何度か訪ねて話を聞いたり畑を見せてもらったりしました。
知らないので試行錯誤の連続で毎年反省と実験と改善を繰り返しています。そう!農業に興味が無く知識もプライドも無かった私たちはJAを通さない農業法人がどれだけ異端だったか知らなかったのです。
今私たちと同じ事をする人がいたら止めちゃうかもしれません。畑を地力のある状態に戻す事に8年かかること(経験者なら5年)周りから疎ましく思われること。でも農業は思いのほか刺激的で楽しかったんです。そして自分が人と関わらない仕事が天職だった事に気付いてしまいました。
農業のリアルが知りたいならこちら農業はつらいよがお勧め本です。
自分で選択する人生
正直何となく流れるように社会人になった私たち夫婦は社会の当たり前の中で生きていることに疑問も無かったんです。
旦那君は正社員で私は派遣社員、好きでも無い仕事を何の疑問の無くこなしていたんです。このままで良いのかを考えたきっかけはリーマンショックだった。
今のコロナ禍にちょっと似ていて何となく社会が暗く鬱屈している感じでした。
日本が何となく不景気で周りも少しイライラしているのが肌で感じる人もいるはずです。そんな時こそ変化を恐れないで新しいことにドンドン挑戦して欲しい。
変化して自分で進んだ道は意外と後悔がないものです。農業も辞めてしまおうかと思った時期が無いと言ったら嘘になりますが、改善も行動も自分次第で変えていくことが出来るんです。
思い切った決断をした旦那君も今ではトラクターオタクで仕事が好きすぎて、畑で最後を迎えるんだそうです。自分で選んだ道は失敗すら糧にしていく力があるんです。
自分でどんな場所や土地が合っているのか?そもそも田舎ってどうなの?って方はこちらも参考にしてみて下さい。
結果わがままに生きよう
私は日本のみんな同じ、空気を読む、我が儘は駄目なことという価値観がどうしてもなじめません。自分の嫌いな人には関わりたくないし、やりたくないことはやらないを実践しています。私は私の事を大切にい思ってくれる人以外とは関わらなくなりました。
みんながそうした方が良いという事では無く、それぞれの価値観で我が儘であっていいと思ってます。合わなければ付き合わなきゃ良いだけですからね。
思い切った決断をした結果何が大切か自分の声に耳を傾ける事が出来るようになったんです。皆さんも無理だろうとか、駄目だとか考えず一度飛び出してはどうでしょう。新しい世界が待っているかもしれませんよ!